2025年大阪・関西万博では、各国のパビリオンが文化や食を通じて世界を紹介しています。
なかでも、ヨーロッパの小国・マルタ館で提供されている「フティーラ」という料理が、美味しいと話題になっているのをご存じでしょうか?
SNSでは「想像以上に美味しい!」「パンの概念が変わる」といった口コミが広まり、グルメファンの注目を集めています。
しかし、日本ではまだ馴染みがなく、「フティーラってなに?」「どんな料理なの?」と気になる人も多いはず。
本記事では、万博で大人気の「フティーラ」について、料理の特徴や味、またなぜユネスコ無形文化遺産に登録されているのかについてもご紹介していきます。
フティーラとは?
Bonġu!(マルタ語でこんにちは)🇲🇹
— VisitMalta Japan マルタ観光局 (@visitmaltajp) March 13, 2023
3月13日は #サンドイッチデー
マルタ版サンドイッチ #フッティーラ(Ftira)をご存じですか? #ユネスコ無形文化遺産 に登録されています!
石窯で焼き上げたもっちりとしたパンに具材たっぷり。ハム&チーズ、タンドリーチキン、スモークサーモンなど種類もさまざま😋 pic.twitter.com/fKWKonKnJM
イル・フティーラ(Ftira)は、マルタ共和国の伝統的なパンの一種です。
見た目
大きなリング状や丸型のパンにたくさんの具材をサンド。
パンの種類
マルタのサワードウを使った発酵パンで、特有の強い酸味と風味が特徴。
主な具材
ハム&チーズ、タンドリーチキン、スモークサーモンなどのさまざま具材が一般的。
食感
外側は香ばしくカリッと、中はもっちりとしている。

オリーブオイルをつける食べ方も人気だそうです。
マルタは地中海に浮かぶ島国で、イタリアやアラブの食文化の影響を強く受けているため、フォカッチャやピタパンととても似ています。
【万博】マルタ館のフティーラが絶品!味と値段について
万博で販売されているフティーラは2種類です。
- ツナ、オリーブ、ケッパーのフティーラ
- 唐辛子が入っていてピリ辛
- トマトソースが効いていて美味しい!
- ベーコンと卵のフティーラ
- よくある美味しさ
ともに値段は 1,800円です。(2025年9月時点)



ツナ、オリーブ、ケッパーのフティーラが圧倒的に人気です!
フティーラのみんなの口コミ感想
とにかく好評なのが、ツナ、オリーブ、ケッパーのフティーラ!
日本でも販売すると売れる!と断言する人や、万博に行ったら必ず食べるという人もいるほど、人気のフティーラです。
マルタのフティーラがべらぼうに美味しかった。
— Chiaki (@chiaki_0226) August 12, 2025
ユネスコ無形文化遺産なのがわかるわ、ってくらい外カリッカリ、中ふっっっくらのパン🥖
オリーブ、ケッパー、ツナたっぷりで
今日の万博の感想が「マルタのフティーラが美味かった」になるほど美味しかった。
また万博行ったら絶対食べる。#EXPO2025 pic.twitter.com/x92eNwnorK
万博で食べたもの2
— あお (@tozansanpo) August 3, 2025
イタリア
ピンサ、レジーナ
ヘルシーが売りのピザ。イタリアなので味は間違いなくおいしい。焼きたてなのもよかった
マルタ
フティーラ ツナ、オリーブ、ケッパー
ユネスコに登録されたパンと具が美味しくて、値段は高いけど価値ある
友達のイチオシだったので食べられてよかった pic.twitter.com/hjHVq3K32b
5.ツナ、オリーブ、ケッパーのフティーヤ(マルタ共和国)
— みねるば (@minerva_owl1) September 16, 2025
無形文化遺産にも指定されているこの料理は、最も歯ごたえのある料理だ。外側はバリバリとした触感が心地良く、今、自分は物を食べ、生きているんだという強い実感が得られる。そして、 pic.twitter.com/ydbYEbXrUc
【マルタ館の“文化遺産”サンド🇲🇹(ブクマ推奨)】
— 【万博】3日前空き枠先着&当日予約の人|👑最難関"音道楽EXPO@シャインハット"を先着で取得 (@expokun) August 26, 2025
ユネスコ無形文化遺産に登録の伝統パン「イル・フティーラ」🥪
外はサクッ、中はフワモチ香ばしい。
ツナ&オリーブで地中海の風🌬️
ベーコン&卵でガッツリ満足👍
混雑の中、片手で食べられてボリュームしっかり。
万博で“文化遺産”をほおばって。 pic.twitter.com/OJJV7stb7r
マルタ館のフティーラ!(1,800円)
— ホタテ (@hotatemaeba) August 8, 2025
ツナとケッパーとオリーブだったかな。
唐辛子が入っていてほんのりピリ辛で美味しい〜
パンとしてはなかなか高級だけど万博飯なので許容の範疇ではある pic.twitter.com/ebUc3j1cIc
なぜフティーラがユネスコ無形文化遺産に登録されているのか?
マルタの伝統パン「イル・フティーラ(Il-Ftira)」が ユネスコ無形文化遺産 に登録された理由は、単なる食べ物としてではなく、マルタの人々の暮らしや文化を支える大切な食文化だからです。
登録理由のポイント
- 伝統的な製法の継承
- フティーラは16世紀から続く伝統的な製法で作られ、家庭や地域のパン屋で代々受け継がれてきました。
- 特に「石窯で焼く」「手で生地を成形する」といった昔ながらの製法が守られており、技術継承が重要視されています。
- 地域コミュニティのつながり
- フティーラは家族や友人と分け合って食べるのが一般的で、日常の食卓からお祝い事まで幅広く登場します。
- 村ごと、家庭ごとに具材の特徴があり、それが地域アイデンティティの一部となっています。
- マルタの食文化を象徴
- オリーブオイル、トマト、オリーブ、ケーパー、ツナなど、地中海の食材をふんだんに使ったフティーラは、マルタの地中海文化の象徴でもあります。
- 観光客にも愛され、マルタを代表するグルメとして定着していることも評価されました。



「無形文化遺産」として登録されたのは、
フティーラが単なる食べ物ではなく、
マルタの歴史・文化・地域社会をつなぐ大切な存在だからなんですね!
まとめ
大阪関西万博2025のマルタ館で提供されている「フティーラ」は、日本ではまず味わえない伝統グルメです。
カリッと香ばしいパンに新鮮な具材を挟んだその味わいは、多くの来場者を魅了し、「並んでも食べたい」と言わせるほど。
フティーラはマルタの日常に根付いたソウルフードでありながら、日本ではまだほとんど知られていません。
そのため、万博で体験できること自体が特別で、唯一無二のチャンスといえるでしょう。
万博を訪れた際には、ぜひマルタ館で「イル・フティーラ」を味わってみてください!
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