毎週の楽しみとなっている大河ドラマ『豊臣兄弟!』。
第5回「嘘から出た実(まこと)」では、いよいよ織田家屈指の武闘派、前田利家(大東駿介)が本格的に登場しますね!
兄の秀吉(池松壮亮)とのバチバチのライバル関係が描かれる御前試合シーンは必見ですが、歴史にあまり詳しくない私は、ついついスマホでググりながら観てしまいます。
ドラマをエンタメとして楽しみつつも、本当の歴史(史実)はどうだったのか放送回の前に知っておきたい!と言う同じような方もいるはず。
今回は、前田利家と豊臣秀吉の気になる関係について、ドラマの設定と史実を比較しながら分かりやすく整理しました。

※名前の表記について
ドラマ内では藤吉郎(秀吉)、小一郎(秀長)と呼ばれていますが、この記事では分かりやすく、歴史上の名前である「秀吉」「秀長」で統一して解説します。
【豊臣兄弟】エリートの利家と雑草・秀吉の対比


ドラマの中で、前田利家は信長に愛されるエリート集団、赤母衣衆(あかほろしゅう)の筆頭候補として、キラキラしたオーラを放っています。
一方、我らが豊臣兄弟は泥にまみれた足軽からのスタート。
このエリートvs雑草という構図がドラマを熱くさせていますが、実は史実を覗いてみると、二人は単なるライバルという言葉では片付けられない、家族ぐるみの深い絆で結ばれていました。
【比較解説】ドラマの演出 vs 前田利家と秀吉の史実
ドラマを観る前に整理しておきたい、フィクションと史実の違いをまとめました。
| 項目 | ドラマでの描写(第5回時点) | 史実(本当の関係) |
| 関係性 | 鼻を明かしてやりたい「敵」 | 生涯の親友(ベストフレンド) |
| 家柄の差 | 足軽(秀吉)vs 武士(利家) | 利家は城持ちの息子。秀吉より格上 |
| 住まい | 織田家中のライバル同士 | 尾張時代、隣同士の家に住んでいた |
| 家族同士 | 接点が少ない | 母も妻同士(おねとまつ)も大親友 |
| 将来の姿 | 出世を競う相手 | 秀吉を支える「五大老」の筆頭格へ |
【史実】豊臣秀吉が生涯の親友と信じた前田利家との絆とは?
ドラマ豊臣兄弟では敵対していますが、史実では秀吉と利家の関係はどうだったのかみてみましょう。
実はお隣さんで家族ぐるみの付き合いだった!
二人は共に尾張(愛知県)の出身ですが、実は若い頃、隣同士の家に住んでいたという記録があります。
身分こそ違えど、二人はなぜか気が合ったようで、その交流は家族全員に及びました。
秀吉の母・なか(坂井真紀)と、利家の正妻・まつも非常に親しかったといわれています。
のちに子供がいなかった秀吉が、利家の娘である豪姫(ごうひめ)を養女にもらっていることからも、親族以上の深い信頼関係があったことがわかります。
利家の最大のピンチを救ったのは秀吉?
利家は若い頃、信長の怒りを買って一時的にクビ(追放)になったことがありました。
職を失い、生活が苦しかったこの時期、物心両面で彼を支え続けたのが他ならぬ秀吉だったというエピソードがあります。
秀吉の懸命な働きかけもあって、利家は無事に織田家への復帰を果たしました。
ドラマで描かれるライバル関係は、こうした恩義が生まれる前の、若き日の熱い衝突として描かれているのかもしれません。
生涯深い親交が続く仲だった
さらに、二人の深い親交は生涯変わることなく、秀吉が天下を統一した最晩年には、政権を支える最高職「五大老(ごたいろう)」の一人に利家を指名。
秀吉が死の間際まで、自分の息子の将来を託せるほど最も信頼したのが、この利家だったと言われています。
【豊臣兄弟】弟の秀長が利家に挑む伏線とは?
第5回では、小牧山城に拠点を移した信長が、織田家中で御前試合を開くことを決定。
弟の秀長は、試合で兄・秀吉のライバルである前田利家の鼻を明かすべく、策を練ります。
武勇では到底かなわない相手に対し、秀長がどうやって知恵で立ち向かうのか。
これは、
ための重要なシーンなのかもしれません。
まとめ
今回の見どころは、エリートの前田利家 vs 泥臭く這い上がる豊臣兄弟という下克上の構図!
キラキラしたオーラを放つ利家を相手に、二人がどう立ち向かっていくのか、その対比にワクワクしますね。
ドラマでは激しく火花を散らす二人ですが、実は隣人として一生を通じて支え合う運命の親友。
学校で習った知識だけでは追いつかない大河ドラマの人間模様。
放送前に事前予習をして史実を知ることで、ドラマの解像度がぐっと上がり、より放送を楽しむことができました。
本記事が、同じように感じている方のお役に立てたら嬉しいです!
豊臣兄弟!4話ネタバレと史実解説はこちらから





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