2026年の箱根駅伝に向けて、駒澤大学の区間配置に注目が集まっています。
前回大会は総合2位、今季は出雲駅伝5位、全日本大学駅伝では優勝と、安定した強さを見せている駒大。
Xでも「どこで勝負をかけるのか」「山は誰が走るのか」といった区間予想が多く投稿されています。
本記事では、SNSでの声やこれまでの実績をもとに、2026箱根駅伝・駒澤大学の区間予想（往路・復路）を考察。
あわせて、エントリー選手16名についても簡単に触れていきます。
【2026箱根駅伝】駒澤大学の区間予想！往路・復路の配置を徹底考察
ファンによる、2026年箱根駅伝、駒澤大学の往路・復路の配置が、予想考察がいくつか上がり出しています。
ここではそれらの声をまとめて、考察してきます。
今年の優勝争いの鍵についても触れながら予想していきます。
往路の区間予想
2026年箱根駅伝の往路の配置の見どころは、
という、山の実績を持つ強力なカードでしょう。
この二人をどこに配置するかが優勝争いの鍵になると考えるファンが多数。
しかも藤田監督は、
そのままでは成長がない。
できれば下級生が担い、山川・伊藤を平地に回せれば強みが出る
と話していたから、この二人がゲームチェンジャーになる確率大ではないでしょうか。
一方で、ライバル校の5区候補も強力。
特に今年は山に強い選手が多いことからも、経験重視か、将来性重視か判断は非常に悩ましいところです。
大八木総監督は、
1、2、3区で良い流れを作ること
と語っており、2026年は例年以上に前半区間での安定感と位置取りがポイントになりそうです。
1区：帰山選手
1区は安定感重視で、上級生の起用が濃厚ということで帰山侑大選手（4年）。
駒澤ファン 予想の声
中央の1区は吉居選手、青学が2区に黒田朝日選手と来たら、駒澤は1区に帰山選手しかない！
大八木総監督は「1、2、3区で良い流れを作ること」と話していたので、1区から経験値の高い4年生を配置してくるのではないでしょうか。
ちなみに帰山選手は花の2区を希望。
２区：山川選手
2区はエース区間には、山川拓馬選手（4年・主将）。
現4年がラストの年となり後輩育成を考えて、2区は山川選手だろうと予想する声が多いです。
藤田監督が「山川は5区以外」と示唆しているため、山川選手が濃厚！
駒澤ファン 予想の声
主軸の4年がラストの年、5区は若手の起用になるはず。
だから、山川くんは花の2区で頑張ってほしい！
山川選手は２区に希望を出しています。
３区：佐藤(圭)選手
レースの流れを左右する大事な区間「つなぎ」の３区には、佐藤圭汰選手（4年）。
各校のエース級が起用されることが多い近年は、「エース区間」の扱いになっています。
駒澤ファン 予想の声
実質3区が往路の主導権を握るといっても過言ではない、万全の圭汰なら無敵。
佐藤選手は、２区に希望を出しています。
４区：桑田選手
4区は距離は短いも、3区同様に往路の終盤に向けて重要な区間。
アップダウンが続く厳しいコースから、1人でペースを刻むことが強みの選手が良いと言われる4区は、桑田駿介選手（2年）。
駒澤ファン 予想の声
桑田選手は単独走に強いからもってこい！
藤田監督が「次期エースの一番手」と期待する桑田選手について、「上尾ハーフ以降も順調。自信を持って主要区間に」と語っていたので、ぜひ4区に！
５区：坂口選手
5区（山）は最大の注目ポイントには、坂口雄哉選手（2年）。
駒澤ファン 予想の声
山の5区を押さえたら駒澤の優勝が見える！
「夏合宿では山川と同じ練習をパーフェクトにこなした」と藤田監督の期待が大きい選手です。
復路の区間予想
復路は「守り」と「攻め」のバランスが重要。
復路にもゲームチェンジャーを持つ層の厚さが自慢の駒澤らしい配置予想は以下の通りです。
6区：伊藤(蒼)選手
6区（下り）は勢い重視。
一番予想として多い声は、１年時に箱根６区で区間賞を取った伊藤 蒼唯選手（4年）。
ただ、藤田監督は伊藤選手をポイントとなる平地に回したいと話していたので、下級生が配置されるかも？
駒澤ファン 予想の声
6区山下りのスペシャリスト伊藤選手がいるのは最強でしかない。
伊藤くんがどこに回るかは駒澤にとっては大きなポイント。
個人的には、伊藤くんは6区で56分台を叩き出して欲しい！！
7区：谷中選手
差を詰める、あるいは広げる7区には、第101回大会（2025年1月）と同様に谷中晴選手（2年）。
7区は、ペースがつかみにくく走りにくいコースも昨年の経験が活かせる谷中選手が有力。
駒澤ファン 予想の声
駅伝男の谷中くんをあわせて5本柱と言えるほど期待してる！
8区：安原選手
アップダウンを含む上り坂が続く、特に「遊行寺坂」と呼ばれる上り坂が選手を苦しめるタフな区間。
昨年同様に安原海晴 選手（3年）と予想。
駒澤ファン 予想の声
おそらく青学は去年の8区区間賞の塩出くんだろうから、安原くん頑張って欲しい！！
9区：村上選手
9区は勝負所。
伊藤蒼唯選手、佐藤圭汰選手といったゲームチェンジャーの声もあるなか、昨年に引き続き9区は村上 響選手（3年）予想が多め。
駒澤ファン 予想の声
今年こそは区間記録を！！
10区：小山選手
10区（アンカー）は、第101回大会の昨年同様、小山 翔也選手（3年）と予想。
駒澤ファン 予想の声
集団でも冷静に判断し、かつ単独走も出来る小山選手に期待！
藤田監督の夢のオーダーは、
往路
１区小山
２区谷中
３区帰山
４区桑田
５区山川
復路
７区圭汰（59分台）
９区伊藤（1時間６分台）
下り候補がしっかり育ってくれば実現することなので今は難しいけど、このオーダーは、とんでもない記録も出るかも。
次世代候補選手たちが盤石に走れば、他校が絶対に勝てない強い駒澤になれると藤田監督は話しています。
箱根駅伝2026 駒澤大学のエントリー選手16名
V奪還狙う藤田監督は、「3冠世代がいるうちに勝たせたい」と話していました。
その思いを繋ぐエントリー選手16名はこちら。
| 選手名 | 学年 | 出身校 | 出身地 |
|---|---|---|---|
| 伊藤 蒼唯 | 4年 | 出雲工 | 島根 |
| 帰山 侑大 | 4年 | 樹徳 | 群馬 |
| 佐藤 圭汰 | 4年 | 洛南 | 京都 |
| 森重 清龍 | 4年 | 高川学園 | 山口 |
| 山川 拓馬（主将） | 4年 | 上伊那農 | 長野 |
| 植阪 嶺児 | 3年 | 智辯カレッジ | 奈良 |
| 小山 翔也 | 3年 | 埼玉栄 | 埼玉 |
| 新谷 倖生 | 3年 | 田村 | 福島 |
| 村上 響 | 3年 | 世羅 | 広島 |
| 安原 海晴 | 3年 | 滋賀学園 | 滋賀 |
| 桑田 駿介 | 2年 | 倉敷 | 岡山 |
| 坂口 雄哉 | 2年 | 世羅 | 広島 |
| 菅谷 希弥 | 2年 | 駒大 | 東京 |
| 谷中 晴 | 2年 | 帝京安積 | 福島 |
| 篠 和真 | 1年 | 佐久長聖 | 長野 |
| 牟田 凜太 | 1年 | 鎮西学院 | 長崎 |
まとめ
2026年の箱根駅伝で、駒澤大学は往路で流れを作り、復路で中堅世代を中心に勝負する布陣ではないかと予想しているファンが多いよう。
大八木監督ラスト世代、三冠ラスト世代と言われる4年生がいよいよ卒業と駒大にとっては節目の年。
今後の調整状況や直前の情報次第で予想は変わるため、SNSの声とあわせて注目していきたいところです。
本番でどんな区間配置が発表されるのか、今年も駒澤大学の戦略から目が離せません！！
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