ミラノ・コルティナ五輪で日本ペア史上初の金メダルという歴史的快挙を成し遂げた「りくりゅう」こと、三浦璃来選手・木原龍一選手ペア所属先(木下グループ)。
日本中が歓喜に沸く中、2月27日に衝撃のニュースが届きました。
3月にチェコ・プラハで開催される「世界フィギュアスケート選手権2026」の出場辞退です。
せっかくの金メダリストとしての凱旋試合なのに、なぜなのかと驚いた方も多いはず。
今回は、公式発表されたコメントから読み解く欠場の理由と、気になる二人の今後についてお伝えします。
りくりゅうが世界選手権を欠場する本当の理由
スケート連盟を通じて発表されたコメントには、ファンへの感謝とともに、プロとしての苦渋の決断が綴られていました。
ISU世界フィギュアスケート選手権大会2026
— 公益財団法人日本スケート連盟 Japan Skating Federation (@skatingjapan) February 27, 2026
ペア 三浦璃来 / 木原龍一組出場辞退のお知らせ#世界フィギュア #フィギュアスケート #FigureSkating pic.twitter.com/pBQACS22Pm
最大の理由は、
こと。
二人は、今シーズンが開幕する前から五輪での金メダルだけを唯一無二の目標に据えており、その後の世界選手権については全く考えずに挑んでいたのです。
あの完璧な演技の裏には、文字通りすべてを使い果たすほどの凄まじい覚悟と集中力があったことがわかりますね。
「コンディションを戻すのが難しい」というプロの判断
公式コメントによると、辞退の最大の理由は心身のコンディションにあります。
精神的疲弊は1ヶ月では埋まらない
オリンピックは、4年間のすべてをその数分間に注ぎ込む場所です。
- 燃え尽き症候群(バーンアウト): 巨大な目標を達成した直後は、アドレナリンが急激に下がり、虚脱状態に陥ることが一般的です。
- 「無」の状態: 三浦選手・木原選手は「世界選手権のことは全く考えていなかった」と語っていますが、これは五輪で心を使い果たした証拠です。
身体的なピークを再構築する難しさ
アスリートは五輪に合わせて超回復を行い、最高のピークを持ってきています。
- 調整のズレ: 五輪後に一度緩んでしまった体を、わずか1ヶ月後の世界選手権に向けて再度「極限の緊張状態」まで引き上げるのは、怪我のリスクを飛躍的に高めます。
- ピーキングの限界: 年に何度も100%のピークを持ってくることは不可能に近く、五輪王者の多くがその後の世界選手権で苦戦したり、欠場を選んだりするのはそのためです。
フィギュアスケートのジャンプやスローは、数ミリの感覚のズレが大きな怪我に直結します。
五輪で一度出し切った感覚を、再び最高レベルまで研ぎ澄ますには、1ヶ月という期間はあまりに短すぎるのです。
全てはミラノ五輪の金メダルのために
二人は「シーズン開幕前から、世界選手権に出るかどうかは全く考えていなかった」と話していました。
それほどまでに、ミラノ五輪の金メダルにすべてを懸けていたという、彼らの凄まじい覚悟が伝わってきます。

滑っている姿を見ると、そろそろリンクに立ちたいと三浦選手。
リンクに立ちたい一方で少しまとまった睡眠時間がほしいと話していた木原選手。
またいつかりくりゅうの演技が見たいですね!
気になる今後の発表と引退の可能性は?
木下グループ所属の
— 木下グループ スポーツ KINOSHITA GROUP SPORTS (@Kinoshita_Sport) February 26, 2026
りくりゅう(三浦璃来・木原龍一)ペアが
ゴールデンスラムを達成✨🏅
ISU公認の主要国際大会すべてで
金メダルを獲得するゴールデンスラムは、
日本フィギュアスケート界で
史上2例目となる偉業です⛸️🌟
おめでとうございます!👑 pic.twitter.com/3EkGA9BvlB
コメントの最後には、
という一文が添えられています。
この言葉に対し、引退を心配する声もちらほら上がっています。
しかし、カナダを拠点に世界一を掴み取ったりくりゅうペアだからこそ、自分たちのスケート人生を最も良い形で締めくくりたい(あるいは続けたい)という想いがあるはずです。
今はただ、歴史を作った二人の心身の回復を静かに待ちたいですね。
まとめ
りくりゅうが選んだ欠場という選択は、決して後ろ向きなものではありません。
オリンピックで頂点に立つという、人生最大の目標を達成した直後。
今は、張り詰めていた心を解き放ち、次なるステージへ向かうための大切な充電期間です。
二人の心と体が癒えるまで、これまでに見せてくれた感動を胸に静かに見守り続けたいですね!
ペアで金メダル!りくりゅうが世界一になれたその裏の努力とは?







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