M-1グランプリ2025の決勝を前に、優勝候補の名前として必ず挙がるコンビがヤーレンズです。
SNSでは
今年はヤーレンズが一番安定している
爆発力はないけど、点が低くなる想像がつかない
といった声が多く、派手さより完成度で評価される存在として注目されています。
一方で、「地味」「印象に残りにくい」「優勝するタイプじゃない」といった意見があるのも事実。
それでもなぜ、ヤーレンズは毎年のようにM-1で評価されるコンビで優勝候補から外れない存在として名前が挙がるのでしょうか。
この記事では、ヤーレンズの漫才の特徴とM-1という大会の性質を整理しながら、なぜ彼らが優勝候補と言われるのかを徹底的に考察していきます。

個人的にヤーレンズの漫才が好で、今年こそはM-1優勝してほしくて分析してみました。


【M-1グランプリ2025】ヤーレンズが優勝候補にあがる理由は?評価される強さを徹底考察
💥#ヤーレンズ の意気込み💥
— M-1グランプリ (@M1GRANDPRIX) December 19, 2025
🔹出井:今年の我々のテーマが「楽しみたい」なので、決勝も楽しんでできればなー、それで優勝できたらいいなーっていう感じですね。
🔸楢原:そうですね。今年は完全にエンジョイ勢です。… pic.twitter.com/EzTKMtazpt
ヤーレンズ最大の強みは、致命的な欠点がほとんどないことです。
・わかりやすいコント漫才
・間が安定している
・ネタ構成が上手い
・客層を選びすぎない
M-1の審査は突出した加点だけでなく、明確な減点がないかも非常に重要です。
ツッコミの精度と安心して見られる完成度
ヤーレンズは、ツッコミの精度が非常に高いコンビです。
感情的に大きくツッコむのではなく、状況を整理するような言葉選びと間で笑いを積み重ねていくため、ネタ全体にブレがありません。
その結果、
見ていて不安にならない
途中で失速する感じがない
という印象を残します。
M-1決勝という緊張感のある舞台では、安心感を感じれらるほどの余裕が見えたら強いですね。
今の彼らには、そんな「王者の風格」すら漂っています。
個人的意見
かつてのサンドウィッチマンのように、ヤーレンズも設定の分かりやすさから「この人たちは絶対に外さない」という信頼感もあり余裕を感じます。
爆発力がない=不利とは限らない
ヤーレンズが語られる際、頻繁に出てくるのが爆発力が弱いのでは?という指摘です。
確かに、一言で会場をひっくり返すタイプではありません。
しかしM-1では、
- 爆発力があるが粗が多いコンビ
- 派手さはないが完成度が高いコンビ
後者が優勝する年も決して少なくありません。
ネタの完成度や構成力を重視する審査員が揃っているため、ヤーレンズの評価が伸びる可能性は十分にありますよね!
個人的意見
派手さがないと印象に残りにくい気もしますが、ネタ構成が上手いため時間がたってもどんな漫才だったのか記憶に残る気がします。
M-1のように出演者が多いと、「派手さはないが完成度が高いコンビ」が有利ではないかと思います。
M-1との相性の良さ
ヤーレンズが優勝候補として語られる理由は、個々の技術だけでなく、M-1という大会の性質と噛み合っている点にもあります。
M-1は年々
- 審査員の視点がよりロジカルになっている
- ネタ構造や完成度が細かく見られる
- 失敗しない強さが評価されやすい
という傾向が強まっています。
その中でヤーレンズは、無理な展開がない設定とボケが最後まで一貫しているツッコミがネタを壊さず、むしろ整理してくれるという、審査員が点をつけやすい要素をすべて備えています。
奇をてらった仕掛けや一発勝負の爆発ではなく「最後まできれいに走り切る漫才」
これは、決勝という一発勝負の舞台で想像以上に大きな武器になります。
個人的意見
近年のM-1を見ていると、「一番笑ったコンビ」ではなく、「一番完成度が高かったコンビ」が最後に残る年が増えていると感じます。
面白さは大前提、「設定」や「世界観」がはっきりしていて、起承転結の中にリズムとルールが明確な漫才をするヤーレンズに軍配が上がると考えます。
でも「説明できないけどなんかオモロい」っていうのが、本音で一番身近なお笑いとしてオモロい気もする。
おわり
ヤーレンズがM-1で評価される理由は、派手な個性や一発の強さではなく、漫才そのものの完成度と安定感にあります。
減点されにくく、失速せず、審査員全員から一定以上の評価を得られる点はヤーレンズの強みではないでしょうか。
それはM-1という大会において、非常に強力な武器になるでしょう!
ヤーレンズの漫才が、どんな点数を叩き出すのか。
最後まで目が離せませんね!











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