朝ドラ『ばけばけ』第17週。
これまでヘブンの最高の理解者であり、松江の秀才として慕われてきた錦織(吉沢亮)から、信じられない言葉が飛び出しました。
「帝大生(旧帝国大学:現・東京大学)ではありません。教員免許の試験にも落ちています」
あんなに誠実な彼が、なぜこれほど重い嘘を抱えなければならなかったのでしょうか。
今回は、モデルとなった西田千太郎の史実と比較しながら、ドラマの錦織に嘘の設定が加えられた脚本の意図を深掘りします!
松江の大盤石の錦織がついていた学歴の嘘
📷#ばけばけオフショット
— 朝ドラ「ばけばけ」公式 放送中 (@asadora_bk_nhk) January 27, 2026
知事のお宅でオフショットを撮らせて頂きました。
難題を押し付けることもありますが、なんだかんだ錦織さんに絶大な信頼を寄せる江藤知事です。#吉沢亮 #松木賢三 #佐野史郎#ばけばけ pic.twitter.com/PKJPIJe2Ad
放送中からSNSでは、錦織さんの衝撃の過去に悲鳴が上がっています。
- 「東京はやり直せる場所って言っていたのは、自分に言い聞かせていたの?」
- 「松江の大盤石(秀才)」という称号が重荷になっていた皮肉
- ネイティブレベルに英語が話せるから帝大卒でなくとも教員免許なくても活躍の場はありそう
- 江藤知事(佐野史郎)の「危ない橋を渡った」という言葉がさらにエグく感じる
ファンとしては、錦織さんの苦悩を知ってさらに応援したい気持ちになりますよね。
でも、実はこれ、史実とは真逆のドラマ独自の演出が盛り込まれているんです。
ドラマと史実の決定的な違いを比較!
錦織さんの隠し事。
— 朝ドラ「ばけばけ」公式 放送中 (@asadora_bk_nhk) January 26, 2026
誰もが認める実力も、人望もありながら、常に負い目を感じていた錦織さん。
あの時の試験が、錦織さんの大きなコンプレックスになっていました。#吉沢亮#ばけばけ pic.twitter.com/pBakHdBf2S
ドラマの錦織さんと、史実の西田千太郎さんの学歴と資格を比較してみると、驚くべき違いが見えてきました。
帝大に行けなかった史実とドラマの共通した理由とは?
史実の西田千太郎さんも、ドラマの錦織さんと同じく非常に優秀な人物でした。
しかし、実家のひどい貧困と病弱な体質(結核)のために、松江中学校を中退し、帝国大学への進学を断念せざるを得ませんでした。
この挫折までは、ドラマと史実で共通しています。
史実の西田千太郎は努力の天才だった!
ここがドラマ最大のアレンジです。
| 比較ポイント | ドラマの錦織(吉沢亮) | 史実の西田千太郎 |
| 教員資格 | 試験に不合格。知事の裏工作で無資格のまま勤務 | 独学で猛勉強し、難関の文検に合格・資格取得 |
| 江藤知事との関係 | 嘘を弱みとして握られ、支配される関係 | ハーン(ヘブン)招致を共に行う信頼関係 |
【ここでチェック】錦織さんと知事の出会いや、弱みを握られた危ない橋の詳しい内容は、こちらの記事で解説しています。ぜひ合わせて読んでみてくださいね!
なぜドラマでは嘘という設定にしたのか?
なぜ脚本家は、あえて錦織さんが嘘をつく設定にしたのでしょうか。
そこには3つの狙いがあると考えられます。
- 知事(佐野史郎)の支配を強めるため: 錦織さんのモデルである史実の西田千太郎さんは清廉潔白でしたが、ドラマでは嘘という弱みを作ることで、知事が錦織を支配する脚色をして演出しています。
- ヘブンとの光と影の対比: 異国で名を成していくヘブンに対し、過去の嘘に縛られ、松江から逃げられない錦織。
この残酷な対比が、友情の深さと切なさを際立たせています。 - 貧困の残酷さを描くため: 明治時代の貧困さが当時の社会の厳しさをよりリアルに描いています。
【深掘り考察】ヘブンのリテラリーアシスタントが救いになった?!
こうなると、帝大卒の肩書きも資格もない錦織にとって、ヘブンが自分を対等な友人と思い、リテラリーアシスタント(文学的助手)と呼んでくれたことは、とてつもなく重要な意味を持っていたのではないでしょうか。
孤独な嘘を抱える者同士の共鳴
錦織さんは、ヘブン先生が本当は新聞記者であることを隠し、慣れない教師として緊張しながら過ごす姿に、自分を重ねていたのかもしれません。
- ヘブンの孤独: 過去を隠し、異邦人として教壇に立つ不安。
- 錦織の孤独: 学歴を偽り、いつ剥がれるかわからない仮面を被る恐怖。
二人とも、「本当の自分」とは違う姿で世間に立たされているという点では、全く同じ痛みを抱えていました。
だからこそ、ヘブンが錦織の知性そのものを認め、対等な相棒として必要としたとき、錦織さんはどれほど救われたことでしょう。

ヘブンさんが錦織さんのことを「友人」と言ってくれたときに、錦織さんはかなり喜んでいたのは、ここに繋がっているのかもしれませんね。
まとめ
ドラマでは帝大卒という嘘を背負わされた錦織さんですが、史実のモデルである西田千太郎さんは、独学で道を切り拓いた誇り高き教育者でした。
- 今後の注目点: 錦織さんのこの嘘が、熊本編へ行けない伏線になるのか。
- ファンの願い: 最後には知事の呪縛から解き放たれ、ヘブンに本当の自分を見せられる日が来てほしいですね!
嘘という重荷を背負って笑う錦織さんの表情。
その一瞬一瞬を、これからも大切に見守っていきましょう!
錦織さんのモデル西田千太郎との比較についてはここから



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